引き出物



  楽しみにしてた引き出物は、カタログギフトと
  恒例のよくある焼き菓子でした。


  焼き菓子のトリュフケーキとガトー・オ・マロンは
  2004年モンド・セレクション金賞受賞
  書いてあります。
  このモンド・セレクションって、よくわからないけど
  昔からよく聞くよねー。
  どう選ばれてるのかわからないけど、審査員に
  なりたいものです。
  そしたらおいしいお菓子がいっぱい食べられるもんね。


  さて、早速お茶を入れていただきます。
  オットは「なんとかのなんとか包みなんとか」とか
  「なんとかになんとかを添えて」とかを食べて来てる
  ハズなのにまだ食べようとしている。
  「・・・で、結婚式行って何か思うところあった?」
  オットに聞いてみた。
  「ずっと仲良くしていこうと思った」
  「お嫁さんキレイだった?」
  「たいしたことないよ。毎日美人のヨメ見てるから」

  ムフフ。オットもワタシの扱い方をよく心得ているようである。
  「そーお?じゃあ食べていいよ」

  なんだかオットってばしつけ中の犬みたい。


  カタログギフトをパラパラめくってみた。
  ついつい値踏み。

  んー、3千円くらいかな?
  あまり欲しいものがない。
  オットが言うには、女性の招待客には大きさの違う

  引き出物だったとか。

  そっちの方が気になるよぉー



  確かに引き出物を選ぶ方は悩みます。
  ワタシが今までもらった中ではティファニーや

  ウエッジウッドの食器、ミキモトの時計や小物入れが

  嬉しかったかな。
  いわゆるブランドもの。

  ちょっと自分で買うにしては高価なモノで買えないモノ。
  反対にいらないモノは焼き物系。
  ビアカップ5客セット、トンカツ皿5枚セット・・・
  とにかく重いんです。

  とにかく使わないんです。


  でも・・・
  かくいうワタシも最初の結婚の時に、引き出物を
  決める段になり、両家一同で相談していたところ
  義父「いやぁー、甥が○○ハムに勤めていましてねぇ、
  引き出物はハムでよろしいですかね?ワッハッハ」



  は、ハムぅーー!? (´Д`lll)



  もう、予想だにしない展開でした。

  義父「そしたら引き菓子は、○○屋の上用饅頭で。

  これがなかなかウマイんですよ。ワッハッハ」


  おいおい、待ってくれよぉーー

  ワタシの思い描いていたティファニーのカップと
  クッキー、紅茶のセットは?

 

 ガラガラガッシャーーン


 

  そんなあまい計画は


  結婚のしがらみ


  というものの前でもろくも崩れ去りました。


  

  

  その後、せめてもの抵抗策としてカタログギフトを
  添えることにしましたが、予算がハムにとられ、

  ショボ~いギフト内容となったのでした。


  あぁ、今思い出しても悪夢です・・・。



  友達にも同じような犠牲者がいまいした。

  ダンナさんの方の親戚に時計屋さんがいるということで、

  引き出物は2人の名前入りの金色の振り子時計。
  チクタクチクタク・・・
  一生懸命謝ってくれた友達の姿が忘れられません。
  その時計、10年たった今でも実家でちゃんと動いてますケド。


  みなさんはどんな引き出物で、どんなモノをもらったことが
  ありますか?